みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

江ノ電融雪カンテラと 46年前の物語と シュレディンガー方式と

ふと見かけたtweetで46年前に読んだ物語の題名が蘇る

物持ちもいいほうだったから 記憶持ちもよかったはずだった いきもののはなし

 

ふと見かけたtweet

 

 

文章を読んだ途端に蘇る記憶

 

 

幼稚園の時の保育絵本で読んだ物語の題名

最初の画を少し怖がっていたという記憶

結末を物悲しく感じた というその記憶

 

ゆきの ひに レールは もえる

 

 

幼稚園児みゃうまつもとワンダーブック

とにかく本が好きな子だったみゃうまつも

幼稚園の時に毎月配布された保育絵本 ワンダーブック

 

年少~年長2年の間配布された

童話・民話・寓話の冊子、そしてワンダーブック

全てなめるように むさぼるように 読んだ

塩吹臼の昔話はこの冊子で知った

 

 

4人兄弟がそれぞれ2年間

幼稚園でもらった保育絵本

両親はその膨大な冊数を

卒園してからも保管していてくれた

全部を読み返すことはなかったが

そのうちの数冊は

 

絵が大好きだったり

話が大好きだったりして

何度かひっぱりだしては眺めていた

 

 

そして小学校を卒業し

それら手に取ることもなくなり

何かの折に保育絵本は処分された

 

 

それでも

いつまでも覚えていたのが

 

 

線路にオレンジ色の炎がともる話

 

 

みゃうまつもの記憶の中の物語

常にではないが

 

たまたま雪が降り

たまたま線路沿いを歩いていた時

たまたま思い出すこともあった

線路にともる炎の物語

 

 

ここからはみゃうまつもの記憶によるものです

 実際の絵本とは異なる部分があるかもしれません

 

 

 

 

物語の最初のページは真っ黒で

線路に浮かぶ炎が

赤とオレンジ色

人魂のように(見たことないけど)連なっている炎の画

 

だから初めて見た時はちょっと怖かった

 

 

次のページからは

主人公の小さいもぐら

最初のページとは違って明るい色調の画に変わる

(穴ぐらの中は明るいのよ

 

 

物語の中で時は流れて

年老いた主人公のもぐらとその孫

(親はどうした?!

 

そうして再び黒と赤とオレンジのイラスト…

夜にもえる線路

 

 

そのシーンの黒はもう

怖くなかった

 

 

だけど

一番最後の画

孫もぐらが物思いにふける画

黒ではなく

あかりの灯る穴の中の 孫もぐらの画…

 

 

孫もぐらが

おじいちゃんと見た線路の炎を思い出す

というラストは

 

確かに

ハッピーエンドというカテゴリではない

例:手袋を買いに

 (子供「無事に買えたね!」 お母さん「人間について認識を改めるべきなのか?」…のような

 『ハッピーとかバッドとかいう分け方をしない』ジャンルのお話)

 

けれど

悲惨な結末ではない

例:人魚姫(失恋し姉妹は髪を失い本人は泡となる)

 

そして

後味の悪い結末でもない

例:こぶとりじいさん(いじわるじいさんはこぶが増えてしまった)

 

*かんじかたにはこじんさがありますw

 

 

それなのに

みゃうまつもはなぜか

とても悲しかった

 

 

主人公もぐらは孫ができるほど長生きをした

絵で描かれた彼の一生には

汗水流す働く姿はあったが 辛苦に耐えるような場面も語りもなかった

結婚して子が生まれた時のイラストは幸せそうだった

悲惨な病気や事故の描写もなかった

 

 

なのに

 

 

孫もぐらを背負って垂直のトンネルを地上に向かって上る

老いた主人公もぐらの気持ちを勝手に思い そして

 

ラストで

孫のそばに描かれていない主人公もぐらに

勝手に思いを馳せて

みゃうまつもは泣いた

 

孫もぐらは泣いているようには描かれていなかったのに

とても胸が苦して悲しかった

その記憶をずうっと

覚えていた

 

江ノ電ゆきのひにレールはもえる02 実際は香箱座りはしてないw丸まってるだけ

 孫もぐらは泣いてはいないし

 明らかな悲しみの表情でもなかった

 巣穴の描写は忘れてしまったが

 こんな感じのイメージだけが頭に残っている

 

 

ゆきのひにレールはもえる

そして昨日

江ノ電さんのtweetを見た瞬間に

頭に浮かんだのが

 

ゆきのひにれーるはもえる

 

黒が主体のページ

一点透視の線路に

オレンジの炎がまっすぐ連なるイラスト

 

題名はゴシック体ではなく

はかない、細い書体

 

そんなイメージが

頭に浮かんだ

 

40余年の間に何度か

題名を思い出したこともあっただろうが

その時と同じく

 

線路

ではなくちゃんと

レール

 

とタイトルは浮かんだ

 

 

情報社会ばんざい

今は

いんたあねっと という便利なものがある

多少文字が違っても ぐるぐるせんせいなら

もしかして:〇〇△△

と聞いてくれる

 

平仮名でも漢字でも

絶対HITするはず!

 

おっけーぐるぐる

「ゆきのひにれーるはもえる」

 

江ノ電tweetとゆきのひにレールはもえる

 

キターーーーーー

 

 

作者 木村泰子さん

絵本も出ている

 

 

江ノ電ゆきのひにレールはもえる03情報社会に感謝

 …ほんと

 この時代に生まれてよかった

 

 

 

 

 

46年前の物語~40年位前の記憶の信ぴょう性

絵本の表紙は

小さいころの主人公もぐら

(孫もぐらではないはず この2匹は頭部(つんつんの毛)は似てるけど目の形が違う これは主人公もぐらの目だ)

 

でもこの表紙は白が主体だ

 

 

みゃうまつものイメージは

 

 

まあ、絵本で黒い表紙って怖いしね

(有名なおばけのえほん あれはチョー怖くて触れなかった)

 

 

でも

古本屋さんのサイトで見ることができた

3枚のサンプルイラスト

 

レールがもえるシーンは

真っ黒ではなかった

 

…ん?

 

シーンは確かに夜だ

雪が灰色~白

街灯が一つ灯り

伸びたレールの先に雪山

その山あいからは

夜空が真っ黒に塗られているのだ

 

でも黒は画の1/3以下だ

みゃうまつもの記憶では9割が黒なのだ

 

 

おい…みゃうまつも

これは…どういう状況だ?

 

 

黒のイメージはみゃうまつもの妄想なのか?

全頁見ることはできなかったから

もしかしたら別のページに黒主体の地上の画があるのかもしれない

 

絵本のイラストは作者によるものだ

記憶のもぐらの絵とサイトで見た絵本のもぐらの絵は同じに見える

地上に通じるトンネルの描写も似ているように思う

だからワンダーブックも作者の画だと思うのだが

 

…そこがそもそも違うのか?

もぐらのイラストが似ていると思っているが

トンネルの描写が似ていると思っているが

別の画家が作者の画に似せているだけなのを見抜けてないのか

てことはみゃうまつもが主人公もぐらと孫もぐらの違いが判ると思っていることも実は間違えなのか…?!

 

 

みゃうまつもにはわからない…ずっとそうだ

 

 

解決方法がひとつだけ ある

 

当時のワンダーブックを見る

 

でも1970年代のワンダーブックが入手できるとは思えない

 

そうして探したのがこれ

 

 

4さいからの想像力を育てるお話 : 全5話

(ワンダーブックお話傑作選, 3)

 

ここに

ゆきのひにレールはもえる

が収録されているのだ

 

 

ワンダーブックなのだから

ここの画は

みゃうまつものが46年前に見たものと同じだろう

 

 

しかし…

 

どれも中古本なのだ

 

 

MCSみゃうまつもの限界~シュレディンガー方式で行こう

複数サイトで中古本がHITした

価格も絵本より安い

しかし…

 

中古本=どこかのご家庭にあっただろう本

移香のリスクがバカ高!

 

 

もう一度読みたい

そしてあの絵を見たい

もし黒主体の画であったなら

今見ても怖いと思うのかが知りたい

 

でも もし

その本に香料が付着していたらどうしよう…

 

 

みゃうまつもはもう

思い出を香料に汚されたくないのだ

 

 

少し考えて結論を出した

 

この話はここでおしまい

 

 

この件に関しては

真実が知りたいわけではないのだ

 

イラストが

 黒主体だろうが 白主体だろうが

絵本とワンダーブックの作画が

 同じだろうが 違おうが

そしてあらすじが

 記憶とあっていようが なかろうが

主人公もぐらと孫もぐらの見分け方が

 合っていようが 間違っていようが

 

そこはどうでもいいのだ

 

 

ただ

なつかしさの余韻に浸りたかった

題名を間違えずに覚えていた嬉しさを再認識したかった

もう一度読んでみたかった

出来れはあの黒の線路の画をもう一度見たかった

まあ、それだけだったのだ

 

 

もう一度…という欲求は満たされなかったが

懐かしむだけなら

手元に本物がなくてもいい

 

 

そして

自分が怖がっていた最初のページの画

黒が妄想だったのか事実だったのか

 

どちらであってもみゃうまつもの思い出は傷つかない

間違えて記憶していたとしても

そのことで誰かが不利益を被るわけでもないから

追及の必要はない

真実による上書きも不要だ

それよりも

香料によって思い出と記憶が汚染される方がつらい

 

から

 

知らなければそれが真実

 

ワンダーブックの画が白色であったとしても

知らなければ黒の画なのだ

誰も困らない

 

だから知らなくていい

 

シュレディンガーの猫にちょっと似ている

 

確認しなければ生きている

 

 

…ということで

みゃうまつもはこの件を

シュレディンガー方式で処理することにしたのであった

 

 

木村泰子さんに感謝を~そして箱は閉じられたままに

木村泰子さま

 

素敵な物語をありがとうございました

幼稚園の時から

51歳の今日までそしてこれからも

ずっと忘れません

 

みゃうまつもはお話を

記憶違いのまま心に残しているかもしれません

そして

 

真っ黒な闇の中

ぽっ と灯る炎

長く続く線路

 

この画の印象も記憶違いかもしれないですが

このお話は いつまでも ずうっと

みゃうまつもの大事な宝ものです

 

 

普段レールのことを

線路

と呼んでいるのに

 

題名だけはちゃんと

レール

と覚えていた

 

46年前の物語の題名を

ちゃんと…

 

それだけ40年以上も昔の記憶がしっかりあるのだから

 

 

箱を開けて確認しない

ねこは生きていると思い込むのだ

 

だから

 

箱を開けて香料暴露してねこも自分も死ぬ位なら

箱を開けに行かなくていいじゃん

 

うんうん

誰だすっぱい葡萄理論とかいう奴は!

 

 

と こ ろ で

幼い主人公もぐらに

炎の理由を説明できるおじいちゃんもぐらの親って

相当の鉄っちゃんとみゃうまつもは見た!

 

だって穴暮らしよ?電車乗らないよ?融雪カンテラって線路が凍る位の真冬の限定イベントだよ?人じゃないのよもぐらだよ?すごいよ!