みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

ブルーベリーガムの虚構~ホントの意味での「作られた香り」とガムの思い出

今や香りは合成がメインだが それとはちょっと違う意味の「作られた香り」に40年の時を経て驚愕する いきもののはなし

 

TM016キミの香り(ブルベリガム-5

 

 

 

 

想像上のにおいだった ブルーベリーガム

40年後の事実発覚

www.huffingtonpost.jp

 

ロッテ ブルーベリーガム

1982年発売

 

げげ

もう40年?

 

記事のタイトルに驚くも

読み始めてすぐに

40年

という数字に撃沈

 

 

「ブルーベリーガムは、実はブルーベリー自体には、あまり香りがありません。『もしブルーベリーに香りがあったらどんな香りだろう』とロッテの研究員が想像して作ったのがこのブルーベリーガムです」

商品の発売当時、ブルーベリーの商品は珍しかったという。

それもあってか「ブルーベリーガムの香りがブルーベリーの香りとして一般に広まった!?とも言われています」と紹介した。

ブルーベリーガムの香り「想像でつくった」。ロッテ定番商品の開発秘話に衝撃が広がる | ハフポスト LIFE より

 

「もしブルーベリーに香りがあったら

 どんな香りだろう」…???

 

??

勝手に想像した香りでブルーベリーを謡ってた?

パッケージに「ブルーベリーの香りはイメージです」とか書いてあったっけ?

 

 

「ブルーベリーガムの香りがブルーベリーの香りとして一般に広まった!?とも言われています」

 

うわあ…

それは問題にならないのかなあ

ウソツカレマシターみたいな

こんなこと暴露して大丈夫なんだろうか(時効?

 

合成してつくられた香りな上に

それは本当の香りではない想像の香りを作りあげたもの

二重の意味で作られた香りだったってことか

 

それは虚しいな…

 

小学生みゃうまつものファーストインプレッション

ブルーベリーガム発売当初

10歳そこらのみゃうまつもは

生のブルーベリーを食べたことがなかった…はず

もしも口に入れたことはあったとしても

それがブルーベリーであることや

その味、香り、食感すべてを認識してはいない

 

 

ブルーベリーガム発売当初

姉と共に

 

ぶるべりってなんだろね

ぶるべりがむてどんなあじがするんだろね

 

のようなことを言って購入した記憶があるからだ

本物をブルーベリーだと意識して食べたのは30代になってからだ

 

 

そうして

塾の途中で購入したブルーベリーガム

 

噛んでから

みゃうまつもは思った

 

のっとふぉーみー

 

…いや小学生がそんな配慮した言葉を吐くわけがないのだが

ともかくみゃうまつもには合わなかったのだ

 

 

味は甘かった(まあそうだろうな

かおりが だめだった

 

ガムにはまだ甘さが残っていたが

なくなるまで噛み続けることはできなかった

 

 

まだ化学物質過敏症を発症していない頃だったので

(30年以上前だ!)

「化学的な香料」に反応した訳ではない

他のロッテのガムはほぼ問題なく口にしていたし

この頃(小学生)は

ガムに限らず食品、日用品の香料で

MCS特有の反応したことは(多分)なかった

 

 

みゃうまつもの好き嫌い~食品の香りについて

幼いころ つまり

化学物質過敏症発症以前から

食品につけられる ある種の香りが苦手だった

 

花っぽいかおり

 

外国製のお菓子によく使われていたのだ

例えば

 

チョコレートのセンター

マジパン

ファッジ

ドロッブ

マシュマロ

 

 

これらにつけられた

香水のようなかおり

 

 

これがみゃうまつもは苦手だった

食べ物のにおいであると思えなかったのだ

バラの香水(多分)をつける人がいたためか余計に

「化粧品(NOT食品)のにおい」と刷り込まれていたのか?

同様の理由でジャスミン茶も好きになれなかった

 

とにかく

 

食べ物に香水をシュッシュと吹きかけられている

 

そう思えて気持ち悪かった

だからこのころはまだ

「いちご香料使用のいちごポッキー」や

「ファンタグレープ(無果汁)」については問題なく口にできた

今はもう駄目なんだけどね(シクシク

 

 

チョコレートのフィリングなどの場合は

内包されている香料に気づけず

かじった時に判明するのでやっかいだった

人の見ている前で吐き出すなどできない

(そう躾けられていますにゃ)

 

まだ香料に神経が反応するわけではなかったので

胃に入れてしまっても健康上問題はなかった

 

鼻の奥にいつまでも香料が残るのだ

みゃうまつもが食べ物とは認識していない

お花の香りがいつまでも…

それが辛かった

 

 

そしてロッテから販売されていたガム

イブ

 

別名香水ガム

伝説の香水ガムが復刻!!『イヴガム』10月13日発売開始( 2010/10/13 JPub より)

( ロッテのニュースリリースは削除されて確認できませんでしたのでこちらで)

 

叔父だったか叔母だったか

誰かに1枚貰ったことがあるのだが

みゃうまつも的には

 

これたべものじゃない

 

キンモクセイ、オレンジフラワー・ローズなどの花の香り…

 

外国映画で見た

オーデコロンでうがいする

とか絶対できないみゃうまつもには無理だった(ゴメンナサイ

 

 

そこに満を持しての

ブルーベリーガムだったのである

 

未知の香りに

香水のそれが重なったのかはわからないが

ともかく

 

食べ物にあえて香りをつけた物体

 

を初めて頭で認識して拒否した商品が

ブルーベリーガムだったのだ

 

みゃうまつもはそれ以降

ブルーベリーガムを口にすることは

なかった

相変わらずクールミントガムやクイッククエンチ-Cはお気に入りだった

 

 

 

ガムの思い出

ガムはロッテ~子供時代のお口の友

みゃうまつもは子供の頃

お菓子をあまり与えられなかった

(同級生比)

買い食いなどはさせてもらえなかった

 

ので、塾の行き帰りにこっそり購入した

月100円の小遣いをため…

交通費を浮かせて…

そうして購入したお菓子は

 

梅干し純

だったり

 

ヨーグレット

だったり

 

さくらんぼの詩

だったり

 

1つで数日以上はゆっくり楽しめる

ものばかりだった

 

ガムはその中でも

コストパフォーマンスが高かった

但し 母親がガムを好まなかった事、食べた後必ずゴミが残る事、それを自宅で捨てられない(バレるから)から処理に困る事が難点だった

 

 

小学校中学年以降

電車での塾通い

旅(違)のお供のガムは

ロッテだった

(マルカワのガムは買ったことがない…駅に売ってないから?コンビニスーパー駄菓子屋は禁止されていたので 買うのは駅だけだった)

 

 

叔父に貰って好きになった

コーヒーガム

 

パッケージの雪景色とペンギン(いまは単調なイラストで悲しい)と

眠気覚ましに最適(小学生なのに!!!)だった

クールミントガム

 

梅干し純といい そんなにクエン酸が欲しかったのか?

梅ガム

 

小6-中学時代のスポドリ全盛期(実はこれも疲労回復成分w

クイッククエンチ-C

 

 

梅、キャンディ、チョコ、ガム…

其のカテゴリで言えば(梅だけちょっと違うけど)

 

予算内(1月に200円位)で購入可能な菓子においては

ガムが一番

味の種類が多かった

 

 

中でも

板ガムは機能性においても優秀だった(とうしゃひw

 

みゃうまつもが語る 板ガムの機能性

 

①捨てるときに至れりつくせりな包み紙

 ×駄菓子ガムだと包み紙のないものがある

  あれはみんなどうやって捨ててたんだろう…子供が懐紙を持って歩くとは思えんし

 ×粒ガムでは大きさが足りない時がある

  そうそうゴミ箱が見つかるわけではないから 包み方が不十分なガムをとりあえず鞄のポケットに入れる→大惨事

  ETW016ブルーベリーガム あえて言おう、カスであると

 

 ○板ガムの銀紙は包容力抜群の大きさ+万が一の時には紙で2重に包める

  サイコー

 

②形状と外装が 徐々に減るガムの保護に最適

 ×粒ガムは外装が裂けると粒が散乱する

 ×さらに銀紙は結構むけやすくて、裸のガムがポケットに…

  みゃうまつもの外装の開け方が下手なだけ? ロッテ青りんごとかバラバラに…

  →その後銀紙からガムが飛び出してむき出しに(泣

 ×駄菓子ガムなどは4つ入りの箱型→減るとつぶれる→ガムが飛び出す

  1箱一気に口に入れるものなのかな?

  ETW016ブルーベリーガム いかほどの戦力がのこっていようとそれはすでに形骸である!!

 

 ○板ガムは減るたびに外装をつぶせば飛び出さない

  ほんとにおりこうさん

 

③暇つぶし

 パッケージを眺めるだけではなく(ペンギンは眺めるだけでかわいいが)

 紙製の包み紙は

 携帯ゲーム機もスマホもない時代の小学生が

 かさばる教材以上にものを増やすことなく遊べる

 最高の暇つぶしアイテムだったのである

 行きかえりの電車待ち、車中、親の迎え待ちの間…

 折り紙にしたり、いたずら書きをしたり、三目並べ(まるぺけ)をしたり…

 

…ね?

 

圧倒的じゃないか わが軍は

板ガムは

 

ETW016ブルーベリーガム 圧倒的じゃないか わが軍は

 

まあ

小学生に恋人はちょっと重いので

板ガムは小学生みゃうまつものお口の友人てことで

 

 

キシリトールガムはロッテ~父との思い出

そうして時は流れ

 

1997年

 

当時の厚生省が

キシリトールを食品添加物として認可した

 

そして

 

各社が一斉に

キシリトールガムの販売を開始した

 

 

虫歯予防のために

シュガーレスガム という商品は過去にも存在したが

当時キシリトールガムはそれとは比較にならない産物だった

 

 

 

歯は酸により溶けます(脱灰)

 

酸であればこんなものでも歯は溶けます

お酢などの酸の強い食品

(飲んだ後でちゃんと口腔内の酸をゆすがないと口腔内に酸が残ってしまう)

胃液

(逆流性食道炎や頻回の嘔吐で口腔内が高PHの胃液にさらされる)

 

 

酸によって歯は表面がちょっと柔らかくなりますが

歯は一瞬で溶けることはないですし

唾液中のカルシウム等が

そのちょっと溶けた歯にくっついてくれるので(再石灰化)

溶けて減っていくことを押しとどめます・・・が

 

上記のように口の中に酸が長時間ある

いつまでもやわらかいし

再石灰化も追いつかない・できないので徐々に溶けていきます

(お酢ドリンクを飲む人に「飲んですぐは歯磨きしないでね」

というのは、酢の酸で歯が柔らかくなっている時に歯磨きするとすり減りやすいから なので歯磨きじゃなくてすぐに口をゆすぐことで中和するのが最適解)

 

口の中の酸はうがいしたり、唾液によって薄められ+嚥下する事でも

減るので 多少被害を抑えられます

(つまり唾液の多い人は虫歯リスクがちょっと減ります)

 

これらは直接まれるので

酸蝕症(さんしょくしょう)といいます

 

 

それの細菌バージョンが虫歯

う蝕(齲蝕)です

 

すたふぃろこっかすみゅーたんす

Strepto(連鎖状の)coccus(球菌) mutans(変異する)

俗にいう

虫歯の原因菌の一つ(原因菌は一つではない)

(食中毒で有名な黄色ブドウ球菌は球菌が房状に連なる形がぶどうに似ていることからブドウ球菌というだけなので食品の葡萄との直接的な因果関係はない…葡萄にはいい迷惑だ)

 

 

虫歯菌と歯を溶かす酸の関係

 

菌は口腔内の糖をもとに酸を産生します

(糖は砂糖だけでなく でんぷんも唾液中のアミラーゼで糖になります)

菌はいつも口の中にいて、糖があればいつでも酸ができます

(だから歯磨きをして糖や糖の素を取り除きます)

 

 

パンやお米を食べて歯を磨かない

砂糖の入ったドリンクを飲んだ後口をゆすがない

キャラメルや飴が歯にくっついている 

 

そんな口腔内で何が起こるかというと…

 

・長い時間口の中に糖がある

・誰でも多かれ少なかれ虫歯の菌を持っている

・糖があれば酸を産生するのが虫歯の菌である

 

=長時間口の中に酸がある=歯が溶ける(う蝕)

 

酸生産機のすたふぃろこっかすみゅーたんすを

積極的に稼働させてるようなものです

 

 

閑話休題

キシリトールは甘みがあるのに何で虫歯にならんのか

→他の糖とは性質が違うからです

 

キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく二つに分けることができます。一つは、キシリトールだけでなく他の糖アルコールも持つ唾液分泌の促進と再石灰化作用であり、もう一つはキシリトールだけが持つ酸を作らないことと、歯垢中の酸の中和促進、ミュータンス菌の代謝の阻害です。

キシリトールについて - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 より

 

ETW016ブルーベリーガム ザクとは違うのだよ

 簡単にいうと キシリトールは

 ①歯を溶かす酸の原料にならない*上に

 ②ショ糖を分解する酵素の活動を抑え、

 ③他の食物の糖で作られちゃった酸を中和を促進し、

 ④甘いので口に入れると唾液が出る(唾液が多くなり洗い流す)し

 ⑤カルシウムレベルがUPして歯の再石灰化もうpさせる 

 *糖アルコールでもマルチトールやソルビトールは少量だが菌によって酸が作られるが キシリトールだけが全く酸の原料にならない

 

 

え?すごくね?

餌にはならないし

酸を中和するし

歯を固くするとか…

(実はさらにもっとある)

キシリトールについて - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

 

それを

自分が発見したかのように大喜びで

私に話してくれたのが

歯科医だった父だった

 

 

元歯科医師のお話

多分1997年あたり

父は同期の歯科医師とともに珍しく外出した

キシリトールについての大規模な会があったのだ

 

学会だったのか 勉強会だったのか 企業リリースだったのか 主催がどこだったのかとか

そういうのは聞かなかったが

話からすると

 

食品添加物としてキシリトールが認可された

それを受けてキシリトール配合ガムが市場に出る

キシリトールの歯科的利用法

お土産はガムの試供品

 

そんな内容だった

 

 

 

すごいんだよ

今まであったシュガーレスガムは

供給のカットと

唾液の自浄作用くらいだったけど

 

キシリトールなら

予防の側面もある

 

咀嚼による顎運動と顎骨刺激と老化防止と集中力向上

緩衝材(ガム)による歯ぎしり圧の緩和

唾液による自浄作用

甘さがあることで習慣化や継続性も期待できるんじゃないかって○○(同期の友人)とも話したよ

頻回の唾液嚥下で機能低下前なら誤嚥防止の反射訓練なんかにならないのかな

 

ほら

サンプルをもらってきたよ

 

この言葉通りに話してくれたわけではないが

(25年以上も前の話だし録音もしていない…しときゃ良かった

高齢者の機能低下に伴う誤嚥について色々調べていた頃の話だったので その部分は覚えてる)

 

 

その時の父の

嬉しそうな

凄いものが出てきた!といったような

今後に期待している表情は

とてもよく覚えている

 

 

一緒にサンプルのガムを噛んだはずだ

想像よりミントの辛さが少なく

予想より硬さもない(100%配合じゃ固すぎる)

継続的に摂取するには良いだろうと感じた

 

 

 

それから18年後に

化学物質過敏症を発症するなどとは

全く思っていなかった頃の

大好きだった父との思い出のお話

 

 

ガムとは

友達から恋人になる位

親密になった気がした

 

 

お口の恋人~みゃうまつもの恋はやがて終わる

ロッテのキャッチフレーズ

 

お口の恋人

 

ロッテの「お口の恋人」ってキャッチコピーがあるでしょ。あれを考えたのは、実はボクのおふくろ。名付け親なんです。

ザ・ドリフターズ 仲本工事が明かす「全員集合」裏話(7)「お口の恋人」の考案者は… - ライブドアニュース より

今回のびっくり2はこれ

社長とか社員が作ったんじゃないんだ

公募だったんだ…

 

 

父との思い出から18年後

 

化学物質過敏症を発症

食品の香料もダメになり始め

フルーツ香料入りのキシリトールガムが口に入れられなくなった

 

それからしばらくして

合成甘味料でおなかの調子が悪くなるようになった

 

 

1980年代

友達から始まったガムは

 

1990年代に

恋人になり

長いお付き合いを重ね

 

2015年

私の事情で別れることになった

 

 

知り合って30年以上

恋人だった期間は

18年

 

結婚生活も10年ちょっとだったみゃうまつもなので

ロッテのガムとは

これでも結構長い付き合いだったのだ

 

それでも

みゃうまつもの恋は

終わった

 

 

それから7年

2022年7月

忘れていた恋人の続報を知ったが

 

まさかこんな暴露話とは

 

お釈迦さまでも気がつくめぇ

 

 

 

ロッテの製品には

今迄とってもお世話になった

 

 

チョコパイは見た時に「パイじゃないじゃん!」と突っ込んだが

其のおいしさにそんなことはどうでもよくなっていた

部活内でのおすそ分けにはパイの実が大活躍

 

雪見だいふくが出た時はなんて画期的なアイスだろうと思ったし

(語彙はなかったので当時の感想は「すげー!」 

 

ホカロンは小学時代のスキーでは大活躍だった

ヒヤロンはお金に余裕があった頃に

ヤマトさんやお世話になった不動産担当さんにお中元で箱買いしたりもした

 

ラミーが好きだった元家族のために毎年秋から冬になると購入したものだ

シーズンオフにはやはり名残惜しくてドンキとか残っていそうな店をハシゴした

 

あ、小学生時代から小梅ちゃん好きだったわ…大玉とか大喜び(また梅だよw

 

 

ガムだけではなくそのほかの商品にも

品物の数だけ思い入れがある

もう食べることができなくなっても

それは変わらない

 

ただしw

 

ETW016ブルーベリーガム ただしつけものテメーはダメだ