みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

私があなたを忘れる順番~失われた時を求めて

「このデータからの結果には個人差があります」に該当します様にと願う いきもののはなし

 

ライフスタイルメディア「TABI LABO」の記事にあった一文

人間が記憶を失うことについて研究しているAegis Livingは、忘れる順番を聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚と紹介している。

「声」から順に、あなたは元彼を忘れている。 | TABI LABO

 

 

Aegis Living イージスリビング のリンクをクリックしたら

「セキュリティ上の理由により、お住まいの地域からのアクセスは一時的に制限されています。」

と表示され、原文を読むことはできなかった

 

…がともかく

人が情報忘れる順番

1:聴覚

2:視覚

3:触覚

4:味覚

5:嗅覚

 

順位の出現する時間差は結局調べられなかったが

最初に声を忘れ、においは最後まで記憶に残っているという事なのだろう

人の情報を忘れる順番もまあ同じだろう…味覚はないかもしれないけど

 

 

この情報

家出をする前から知っていた(ソースは忘れた

だから何かの折に大切な人のことを思い出したら

声を脳内で再現するようにしてきた

そうすることで声の記憶を脳に留めておける気がしたから

医学的根拠は全くない己のオリジナル理論だけど

 

あの人の声を記録したデータを持っていなかった

写真は、ある

思い出の品も、全部ではないけどある

音声は、なかった

 

家出後、ひょんなことでネットの大海に漂う動画を見つけた

あの人の声が入っている

何という奇跡

脳以外に電気信号として保管できる音声データの存在に感謝した

 

人の5感

聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚…

ここに書くことで

これを読んだ時に5感を脳内で再現出来たらいいなと考えた

(書き出してみると、一番最初に消える「声」の思い出が一番多い

 

 

1:聴覚

~声だけじゃなくてその人がたてる音もこのカテゴリなのだろうか

 普段話す時の声

 自殺したい程職場で追い込まれた時思いとどまらせてくれた必死な声

 笑い声

 怒りに震えた声

 歌声

 大好きだったプラネタリウムの司会者の引退上映後に御礼を言った時の緊張した声

 美しく可愛い猫に話しかける声

 飼っていた鳥について語る声

 パニックを起こして叫ぶ声

 内省的になった時の沈んだ声

 第三者に話す時のよそ行きの声

 「お母さんティッシュー」とくしゃみの後に伝える声

 合言葉に返す声

 

2:視覚

 ~これは姿という事だろうか

 高校の制服姿

 スーツ姿

 親戚から頂いたというお気に入りのセーターとジーンズ姿

 古くなって防災持出袋に入れてしまった黄土色のコールテン調の上着姿

 楽器を扱う姿

 いきなり走り出してケーキ屋の前で小躍りしていた時の姿

 真夏の部屋着の短パン姿

 長髪時代

 特徴的なほくろ

 ジーンズの下の細い足と垂れていない臀部

 血管の浮き出た腕

 細いのに女装(!!!)させるとやはりたくましく感じる首筋

 笑顔

 泣き顔

 悲しみの顔

 

3:触覚

 ~これは「私が触れた」、「私が触れられた」時の感触両方ということか

 白髪を抜いていた時の膝の上の頭の重み

 撫でた時の髪の感触

 マッサージした時の筋肉の感触

 出かける時につないだ手の感触

 急に振りほどかれた手の感触(コントのような理由で大爆笑の記憶付き

 ハグした時のダウンジャケットの厚み

 

4:味覚

 ~私はあの人を齧ったことはないけれど

 作ってくれたチャイの味

 …こういうのも再現不可能だからこのカテゴリに入れていいのだろうか

 

5:嗅覚

 一番最後まで残る記憶は嗅覚だそうだが

 私にはあの人の嗅覚に関する記憶は、ない

 

 

 

化学物質過敏症になってから

柔軟剤の臭いが心身ともに私を傷つけるようになり

その他の合成の香りでも体調を来す物質がで始めた

 

影響はそれだけにとどまらず

合成の香りへの恐怖が脳に刻み付けられたため

何かしらの臭いを感知するとまず体が無条件で反応するようになった

先ずは緊張、そしてそれによる息苦しさ、めまい、呼吸困難

これらの症状が緊張によるものだけなのか、化学物質によるものなのかがわからず脳が混乱する

後者だった場合は危険なので避難しなければならない

前者の場合は化学物質が原因じゃないから、本来ならその場にいても全く問題ないけど、体が警戒を解いてくれないし、本当に化学物質ではないのかは素人には即断できないから結局避難たほうが安全という事になる

 

におい=可能であれば即避難

におい=怖い

 

そんな条件反射が

あの人のにおいの記憶を脳内で再現することに躊躇しているのだったら辛く悲しい

 

 

プルースト効果

特定のにおいが、それに結びつく記憶や感情を呼び起こす現象

フランスの作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した際、その香りで幼少時代を思い出す場面があり、その描写が元になっているということである。

においと記憶 | 日医on-line より抜粋)

 

 

いつか私にマドレーヌを紅茶に浸すような機会があって

あの人との思い出を蘇られることができたのなら

そのにおいを何かに記し、においの記憶として脳に保管したい

 

そんなことを考え

勝手にあの人の誕生の日を思う

 

20250130私があなたを忘れる順番~失われた時を求めて20110811

この家も、パフェグラスも、手作りのコースターも、あの人も

もう会えないものばかりで構成されている写真

写真を見て思い出せるうちはまだいい

(これは実家から貰ったパフェグラスとロングスプーンがあるのだからやっぱパフェ作らねば、と思い手作りした時の写真、私がコーンフレークと生クリームメインのパフェが嫌いだったので、果物とクッキーとアイスがメインになった超オリジナルパフェだ…それはまだ覚えているが、あの人のコメントはもう覚えていない…)

 

 

写真を見ても

「何故(何のシチュエーションを)撮ったのか」

を思い出せなくなってしまったら、ただ懐かしいだけの画像

 

「どこで」「何を」「誰を」を忘れたのならそれはもう…