コーヒーが好きな理由にはミルクティーのトラウマもちょっと関係してる いきもののはなし





「ジャイブ」はキリンビバレッジ(当時は麒麟麦酒)から1987年に発売された。「荒挽きネルドリップ」を全面に押し出した硬派な缶コーヒーとして販売された。(中略)
缶コーヒーのブランドとしては異例の12年という長きに渡って販売されたが、他メーカーの新ブランド攻勢およびブランドイメージの風化により、1999年秋に「FIRE」に道を譲ることとなった。
発売年のポスター、CMでは
「粗挽きネルドリップ方式」と表記され、台詞も同様でした
コーヒーカップで大声で…
1993年(桑田佳祐版)は
「粗挽きネルドリップ」の表記はありますが
台詞はありませんでした
1997年(玉置浩二版)は
「粗挽きネルドリップ」との一文に加えて
台詞もナレーションで復活
初代が一番
粗挽きネルドリップ方式を強調していたんだなあ
1987(昭和62)年のCMはよく覚えています
当時は「粗挽きネルドリップ方式」の意味が解らず、それでも
CMでよく聞く「○○製法」とかとおんなじ感じかな
程度の認識でした(概ねあってた
その数年後
栗本薫の小説で
ネル地という存在を初めて知り
実物と名称が一致するも、缶コーヒーとは結び付きませんでした
それから約15年後
コーヒー好きが高じて
コーヒー豆を販売するお店でバイトした時に
その呪文がようやく理解できたのでした

因みに
遠藤淑子先生の名作(どれも名作)
ハネムーンは西海岸へ
(1988(昭和63)年 花とゆめ14-17号集中連載)
では
探偵社
「安心だよ~ん 絶対信頼できる!! 安心 藤島調査事務所 秘密厳守 安心
安心」(もちろん黒字が事務所名です)
に所属する武田さんの背景に
「ジャイブ!」
「荒びきネルドリップ」
と言う描写があります

遠藤淑子 ハネムーンは西海岸へ より
1988年なので
小林稔侍・高品格コンビの刑事さん版ですね
…とはいえ武田さん達は刑事ではないんですけどね
三年以上やっているのに知りませんでした(オオウ
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