みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

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花と本を贈りあう日~4月23日はサン・ジョルディの日

4月23日は

サン・ジョルディの日

 

相当相手を知っていないと本は贈れないから実は結構ハードルが高いとはおもう いきもののはなし

 

 

サン・ジョルディの日とは

 

親しい人に気持ちをこめて、本や花を贈り合うカタルーニャ伝統の日です 普通は男性から女性に花を、女性から男性に本を贈ります 親子や友人どうしでもプレゼントします

サン・ジョルディの日 日本・カタルーニャ友好親善協会HPより

 

 

本の贈るのには神経を使う ジョルディ はカタルーニャ語

 ジョージ は英語

 ホルヘ はスペイン語

 ゲオルギオス は古代ギリシア語

 みんな同じ聖人のこと

(全部日本語という突っ込みはナシでw

 

 

 

みゃうまつもはこの日に

実際に送ったり送られたりしたことはありませんが

そんなおしゃれなイベントを知ったのは

高校の時でした

 

 

中学・高校時代は

ことさらに本を読んだ時代でもありました

 

日本・世界の文学

民話や童話や神話

推理小説、SF

料理や裁縫の歴史本 

哲学に宗教

あとは興味を持ったものをちょっとだけつまみぐい

物理学とか植物学とか動物学とかの自然科学系とか

 

父は本をよく読み、家にも置いていたので

自宅に本棚がどかどか立っているのは普通のことでした

マンガはほとんど禁止されていましたが

本は沢山買ってもらいました

百科事典も、小説も、古典も、専門書も、なんでも… 

お父さんありがとう

 

 

 

そんなみゃうまつもが

同じく本をよく読む高校の同級生に教えてもらった

サン・ジョルディの日

 

ロマンチストなその方らしい記念日だったので

名前は忘れても(だってサンジェルマンに似てて間違えたりぃ)

記念日の事は覚えていました

 

 

日本・カタルーニャ友好親善協会によると

元は騎士の サン・ジョルディは

中世からカタルーニャ地方の守護聖人として親しまれたそうですが

実在したかは不明のようです

トルコのカッパドキアで殉教したのが4月23日と

そこだけリアル…

 

 

…あるえ?

物書きさんでも花屋さんでもないよ?

 

 

 

サン・ジョルディの日には何故バラなのか

 

サン・ジョルディの伝説

とある国に獰猛な龍がおりました

なんやかんやあってその国の王女様が

いけにえになる番になりました

通りかかった騎士が龍を退治しました

龍に毎日いけにえを捧げていた国は助かりました

その時に流れた龍の血から赤いバラが咲いたそうです

 

そのバラを王女に贈り二人は結婚したとか

そのまま立ち去ったとか 結末はいろいろ…

 

ほほう、バラはそこからか

 

その花ささげられても

 でも退治した物体から発生した花贈られてもなあ

 (神話では切り口から花やら天馬やら

  よく飛び出すんだが)

 Gの体液から生えてきた花…

 受け取れないぃぃぃ

 

 

 

 

では、本は…

 

 

いやまてよ?

 

 

このパターン、どっかで…

 

 

あ!

 

 

ギリシャ神話だ!

ペルセウス座の神話|ウェザーニュース

 

 

事の発端とか結末とか違うけれど…

しかしこのパターンは世界に多いのかな

 

 

一度も笑わない姫を笑わせたら とか

長者の娘の病を治したら とか

妖怪の嫁にされる姫をすくったら とか

 

 

…でもそんな条件じゃその国の

時期国王や家の跡取りは

 

 

お笑い芸人や医者や兵士ばかりになってしまう

いかんぞ、政治家のプロとか料理人とかもっと様々な要素を遺伝子に加えていかねばw

 

 

まあ、それでもその子孫には

 

ピンチの時にもユーモアを忘れず、

自身の体調の変化にも気づくことができて、

いざというときには自分の身を守れる基礎体力のあるモノ

 

が出る可能性もあるか?(ないわw

 

 

あ、しまった

閑話休題

いかんいかんギリシャ神話も結構好きだから長くなる

 

 

サン・ジョルディの日に本を贈る由来は?

 

元々みゃうまつもは

本つながりの会話から聞いたので

本を贈る由来は調べておかねば

 

日本・カタルーニャ友好親善協会の説明には

サン・ジョルディの命日4月23日がスペインの文豪セルバンテスの命日と同じだったことから、本と花という組み合わせが始まりました 

 

とありますが

他には

 

フランコ政権下での自治憲章の廃止やカタルーニャ語の全面禁止(1939~1975)でスペイン語の使用が義務付けられたカタルーニャの人が

サン・ジョルディの日に、カタルーニャ語の本を互いに贈りあった 

「サン・ジョルディの日」はどうして本と花を贈りあう日になったのでしょう?(tenki.jpサプリ 2017年04月23日) - 日本気象協会 tenki.jp (参照 世界の民族 平凡社) より 

 

というものもあります

 

 

ともにサン・ジョルディと本の直接的なつながりはありませんが

2つのいわれをみると

 

 

サンタさんの赤い服

聖ウァレンティヌスの殉教日に贈るチョコレート

 

 

よりは関連性があると思った みゃうまつも

 

 

サンタクロースの服の色とイメージ

 

 関係ないけど

 もうサンタって

 日本では

 赤服だよなあ…

 

 

そして

 

 

1995年にはユネスコにより

世界・本と著作権の日

とすると宣言されています

 

宣言には作家の命日にちなんだとあります

セルバンテス

シェイクスピア

インカ・ガルシラソ(ごめんなさいこの方知りませんでした)

 

 

スペインでは1926年に10/7を本の日に制定

セルバンテスの誕生日

後に4/23日に変更

セルバンテスの命日

 

 

改めて調べてみると

全く違ういわれのようで

なんとなくつながっているようで

 

政治的にも複雑な感じな4月23日だなあと

おしゃれなイベントとか思ってた

あの頃の自分って

…と、恥じ入っております

 

それでも

 

この時期になると

本を贈りあう日 とセットで思い出すのは

 

自宅で

教室で

図書館で

むさぼり読んだあの数々の本

 

二度と味わえないあの青春時代

 

みゃ~

あまずっぱいのう~