各家庭の味から日本の伝統の味へそして家では揃えられない味へ…どのおせちも本来の意味を全うできるなら良いのだと思う いきもののはなし
おせちとは何ぞや~おせちにまつわるエトセトラ
年の瀬を感じるイベント~準備か予約か
秋も深まると
店のあちこちで クリスマスケーキ、年賀状印刷、おせちの予約が始まり
ああ、もう今年も終わりに近いのね~と感慨深く…
え?
2022年もう終わり?
年をとると
一年があっという間だ
一日はとっても長いのに
気が付くと1週間、1か月経っている
それだけやる事や考える事に忙殺されてるんだ
常に新しいことが舞い込んできて処理できぬ
…ん?
その考えは少々
ジャネーの法則に反してるんじゃねー?
みゃうまつもは少し人と考え方が違うらしいので
そこはまあおいといて
以前は
クリスマスディナーとおせち作りの段取りを始めねば!
と過去のデータを引っ張り出すのが
年の終わりを実感させるイベントだった
ケーキやおせちは取り寄せ(出来上がったものを購入)という方は
予約カタログの入手がそれに代わるのであろうか
最近何でも前倒しが度を越えてきたから…
夜行性なので
— にじかた ゆきゅ (@myaumatumo) 2022年9月16日
外出は基本食糧調達位である
そんな儂が行くスーパーでも
昨日ついにハロウィン菓子が大棚に並び始めた
まだ秋っていう気温じゃあないのに(シクシクシク
100均以外にもデパートなんかでは9月しょっぱなからオレンジと紫と黒のデコレーションになったんだろうなあ pic.twitter.com/XUsOY3zjDN
予約派の方は今後
年の終わりの実感が早くなったりするのかなぁ
(いやいや限度があるから大丈夫だよ
余談:子供と社会人の違い~行事を楽しむだけの側か、仕切る側か
兼業主婦時代のみゃうまつもにとって
クリスマスと正月(年末年始)は
同じカテゴリ
仕事、通常の家事、イベントの準備
それぞれが全部絡んでくるから
クリスマスディナーとおせちの準備は
12月の特殊家事
として一緒にされていたのであった
昆布やかんぴょう、伊達巻、刺身などの正月用品に至っては節分と分け合いっこするぜ!(爆
一方
子供の頃のみゃうまつもは
12月に入ると
メディアの影響でクリスマスを実感し
純粋にクリスマスだけを心待ちにした
その期間 正月は全く眼中にない
12月27日ごろからようやく
お正月と年の終わりを意識する
ちゃんと
クリスマスとお正月は別カテゴリ
だったのだ
年賀状は12月中旬に書いていたはずなのだが
あまり「お正月!(うわ~い)」のような
お祭り高揚感ハイなテンションw にならないせいか
実感が伴わなかったのだろう
10代の頃40枚手描きしてた…暇だったんだな(フフ
それはきっと
子供時代は
社会生活上の入念な準備とは
無縁だったから
楽しみに待つ
だけの
受動的生き物だったから
クリスマスと正月を
別々に待ちわびたのだろう
だって
楽しい出来事は多いほうがいいもんね!
正月明けに誕生日を迎えるみゃうまつもは幼いころ
正月と誕生日のお祝いが一緒になることを損だと思っていた
大きくなって 自分が全て準備する段階になりようやく
まとめて祝えると楽だーと思えるようになったw
大人になったから じゃなくて
単に自分が行事を仕切る側になったからなんだろうな(ハハ
何故「おせち」と呼ぶのか~名前の由来
「おせち」とは季節の節目(ふしめ)に当たる「節(せち)」の日を指す言葉で、漢字では「御節」と書きます。(中略)江戸時代に入り、幕府が「節句(せっく)」の名称で公式な祝日として定めると、庶民の生活にも浸透しました。
やがて、御節供は最も大切な正月の料理を指し、「おせち」と呼ばれるようになりました。
世知辛いとは関係ないのだ(フフ
何故おせちを作るのか~誰を休ませるって???
みゃうまつもは親から
正月は煮炊きをしない、洗い物をしない、お風呂にも入らない(翌朝入る)
福が落ちるから
と言われた
燃やす、洗う、流す という行為が
元旦についた福を落としてしまうためらしい
幼い頃に読んだ
ローラ・インガルス・ワイルダーの児童書で
アメリカ開拓時代のクリスマス事情を知ったのだが
そこには
クリスマスには一切の作業をしてはいけない
人形を抱っこすることはできても
服を作ってやることはできないのだ
といったことが書いてあり
それに似たものを感じた
縁起をかつぐとは
不便なものだなあ…と
さて 何故おせちを作るのか 改めて調べてみた
三が日は「縁を切る」につながる包丁は使わないなどのいい伝えや、接待で忙しいなどの理由から、年末のうちにおせちの味を濃く作って保存を効かせ、正月は台所に立つ回数を減らしたといわれます。
おせち料理の意味・由来をご存じですか? | 2023年おせちの通販・予約ならSL Creations
・神様にお供えするものを一緒に食べることで御利益にあずかる・神様を迎える際にせわしくしない・台所を使わない
おせち料理の定番【21種類】食材に込められた意味や重箱への詰め方も解説|かまぼこのある暮らし
本来おせち料理は、大晦日にその年の神様と一緒に食べるという意味合いがあったそうです。(中略)いつしか、お正月は神様は休んでいるので竈(かまど)の音を立ててはいけないという意味や、いつも家事をするお母さんも三が日は休んでほしいという意味などが伴うようになりました。
…へえ?
納得していないみゃうまつものつぶやきw
え?だってさぁ?
包丁説:うんそうかもね
切る、という言葉や行為は縁起が悪いといわれるからね(鏡開きとかの例)
だから正月に包丁を使う作業を減らすおせちは理に適ってるなあ
御利益にあずかる:なるほどそうだね
だからいつもとは違う豪華な食材を用いたり
慶事にまつわる食材や調理だったりするんだね
神様を迎える際にせわしくしない:たしかに無作法だね
新年バタバタすると一年間せわしなくなるとか言われそう
神様は休んでいるので竈の音を立ててはいけない:…休んでいらっしゃる…?
神様ってさ…
年末から正月、更に松の内過ぎても
お店のポスターで大活躍なんだが?
テレビで露出しっぱなしなんだが?
芸能人並みに働き通しなんだが???
家族旅行で留守にしない限り
生活に密着した台所の神も厠の神も竈の神も
神様は家に迎えられた後 フル活動では?
ほ~ら
休んでないよう~(哀
いつも家事をするお母さんも三が日は休んでほしい:…休んでいらっしゃる?
接待で忙しいなどの理由から とか書いてあるよ?
台所に立つ人たちって
正月には絶対休んでないのでは?
そして古より
1月15日は小正月
女正月
と呼ぶ地域もある
みゃうまつもは小学生の頃に子供百科事典で知ったが
そのいわれに納得するほど
母はキリキリ働き、家事をし、準備をしていた
ってことはだよ?
女正月がある位
正月に働く人が多いってことだよね?
ほ~ら
休んでないよう~(泣
お節には
台所で働く正月に休ませる意味と
楽したいなら正月前にその倍働かねばならない
という教訓が込められている
かつて読んだマンガ
動物のお医者さん
の主人公はそう思っていた(モノローグより)
個人的には
この主人公の考え方が
一番しっくりとくるなあ
おせちのレゾンデートル~それが誰の為であっても
休めない 台所を預かる人々~みゃうまつも家の場合
他のご家庭事情は知らないのだが
みゃうまつもの母は(兼業主婦 夫婦+4子 計6人)
伊達巻、かまぼこ以外はほぼ手作りしていたので
年末は壮絶であった
にもかかわらず
正月は誰よりも早く起き
洗濯機を回し
葉物を洗い
葉物を切り
餅を焼き
雑煮を火にかけ
食器を洗い
夜にまた洗濯をする…
福を落としまくりの上
休めてないじゃん!
その母の子みゃうまつもが
結婚した家庭ではどうであったかというと
みゃうまつも:
事務職(フルタイム通勤時間1時間40分)
から
小売業(扶養内通勤時間20分)
へ転職
=年末年始忙しい(フルタイム事務職の時より忙しい)
クリスマスも大みそかも出勤命令
下手すりゃ正月も出勤
正月三が日に両実家訪問
三が日開けに誕生日×2
バレンタインが稼ぎ時で
1月中旬-2末は激務(扶養内パートなのに月197時間)
クリスマスディナーもおせちもケーキもチョコも手作り
12月から2月終わるまで
息つく間もない!
その代わり夏は殆ど休みだ
そりゃあもう周囲がうらやむほどにな!
(そうでないと160万超えちゃう
あ~
あの頃は
若さと愛で
何とかなってたんだなあ…
は、ともかく
これよりも凄まじき年末を毎年迎える方も
ここまで作業てんこ盛りではない方も
共通して気にかけておきたいのは
おせちの存在理由
おせちの存在理由~折角のおせちなのに/折角のおせちだから
・神様へのごちそうのご相伴
・縁起をかつぐ
・新年早々せわしくしない
・家事従事者を休ませる
…等々
おせちの存在にどのような理由があろうとも
年の初めに食するならば それには
祝い、慶び、良き年への祈念
は込められても
決して
苦しみや焦燥、怒り
は込められていない
と思う
つかそんな年初めの食べ物嫌だわ
高額だけど高級食材を使ったおせち
とか
原材料と無添加と手作りにこだわったおせち
とか
日本古来の要素は皆無だが、今までなかったタイプのおせち
とか
おせちにはいい思い出がないからおせちには見えないおせち
とか…
そんなおせちを
食べたい/食べさせたい
だって
折角のおせち料理だから…
そう思ったことがあるかもしれないけど
無いかもしれないけど
家計に負担を強いる高額おせちを購入して 年末年始ずっとギスギス
とか
多種類全て一から作ろうと神経質になるもままならず イライラして当たる
とか
正月くらい伝統的な物が食べたい人ともめごとに
とか
おせちならではのゲン担ぎを楽しみにしていた人がガッカリ
…とか…
そんな殺伐とした正月…いやだ
それこそ
折角のおせちなのに…
さらに言えば
正月なのに出来合いのものを買うなんて
とか
通販で手に入る時代に全部手作りするなんて
とか
折角のおせちなのに○○がないなんて
とか
縁起物なのに品数が偶数じゃないか
とか
こんな洋風なおかずはおせちじゃないだろ
とか…
んなこたぁ
どうでもよいのだ
おせちのraison d'être
は
そこじゃない
年の初めを祝い
これからの一年 良いことがあるようにと願い
心穏やかに過ごす正月にいただく食事が
諍いやストレスのもとになっては
本末転倒だし
年末に準備するとき
正月に用意するとき
ネガティブな気持が入ったおせちでは
意味がない
家族が笑顔で
穏やかな気持ちで頂くのが
おせちだ
…そう
みゃうまつもは思うのだ
今ではね
家族だけでなく牛乳に携わるすべての方の幸せも祈った記事↓
サプライズは不幸しか呼ばない
今日はこれだけ覚えて帰ってくださいねー(フフ
サプライズは不幸しか呼ばない
いつもはお参りするだけの初詣で
今年はふるまいの甘酒を頂いてきて良いと言われた
始めて味わう糀で作った上品な甘酒の味と
「うがいもせずに外で飲食」という今までにない出来事に大喜びした当時のみゃうまつも
こんなサプライズは嬉しいけれど
(みゃうまつも比
家族に
相談もなくサプライズなおせちを用意するのはやめておけ…
今年は予算がきつい
…のに買い得だからと言って高いセットを予約された
急に食品アレルギーが出た
…のを知らずに流行の食材を予約してしまった(で偶々アレルゲンだった)
訪問する実家とあまりかぶらないよう事前にメニューを相談し合っていた
…のにアナタこれ好きだって言ったから沢山用意したよといわれた
正月に旅行するのでおせちは控えめで作る予定でいた
…のに年末売り尽くしセールだったからと大量の生ものを購入された
去年おいしかったからまた作って欲しいものがあった
…のにトレンドに上がったおせちを予約された(で欲しいものは入っていない)
今年から出来るだけ無添加で手作りすることに決めた
…のにアナタの好きだった店の○○を買ってきたよと渡される
これは
親が子に対して
準備する側がそうでない側へ
だけでなく
その逆もある
全ては愛ゆえに…
オオゲサ
みんながみんな
家族の為を思って行動しても
それがサプライズだと失敗することがあるのは
賢者の贈り物
で皆知っている…
…でもなぜか「喜んでくれるかも~」って思ってやっちゃうんだよなぁ、サプライズ
そんな悲しいすれ違いでイライラしないよう
今年のおせちはこうしたいと思うのだが?
的な一言を
冷蔵庫に貼ってあるだけで全然違う
というか
家族で携帯やスマホで繋がっているなら
1行入力して送信タッチか
メール一斉送信とか
昔より一方的な情報伝達は容易になっている
活用しなきゃ勿体ない
ジェイムズ・ディリンガム・ヤング夫妻_
彼らのように「とりあえずハッピーエンド」になるとは限らないから
みゃうまつもはあれがハッピーエンドとは到底思えないのだがね
付録w「一人だから気ままにこだわれる」ことにこだわらない
一人で正月を迎えるみゃうまつものようなタイプは
アレルギー物質が増えても
資金の制限があっても
正月に予定があってもなくても
一人だからなんとでも変更可能だ
だから自分だけのために準備できるぜ!
(もしくはしないぜ!)
…なんだけど
それにこだわりすぎると
むなしくなるのでご注意(フフ
咳をしても一人
を実感するだけだからね
例えば栗きんとんで箱を埋め尽くす…
こういう事も一人なら相談なく可能だが
うわあい と喜んだあと
ふと我に返った時の虚しさたるや…