みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

二酸化ケイ素と不純物な記念日

みゃうまつもは穏やかに暮らしたい 階下の柔軟剤が逆流して気が狂いそうな狭い空間の中で 感情 悲しみ01

 

今年の2月11日は

何年ぶりだろうか 仕事の日だ

 

がむしゃらに働き

気づいたら日付が変わっている

そんな理想的な2月11日になるはずだ

 

 

毎年毎年 出勤曜日の都合で休みにあたり

いい加減にしてくれ と思っていた

 

今年は

仕事だ

 

もうすぐ失う 仕事だ

 

 

 

まだ幸せだった頃

スーパーで働いていた自分は

2月11日が仕事の日に当たったことがある

昼過ぎから夜までの仕事

 

二人の記念日に 一人いない

ねこと一緒に祝ってもらうことにした

 

せめて好物の刺身を食べてもらおうと

勤務先のスーパーで

鮮魚部門に刺身の予約を入れた

 

結婚記念日なのだが自分が出勤のため

一人(と一匹)でお祝いをしてもらうことになり

好物の中とろをいれたお刺身を1.5人分

予算を〇千円で頼みたい

 

 

出来上がったのは

中とろをメインにした豪華なお刺身だった

 

 

受け取ってとてもびっくりした

すごい、これ本当に1.5人前?

中とろとってもおいしかった

すこし残してあるよ

たべる?

 

 

 

帰宅後

満面の笑みで伝えられた

とても幸せだった

 

 

 

今は

独り

 

柔軟剤の漂う休憩室で

どろどろに煮たきゃべつを飲み込むのだろう

 

きっと それだけ

 

 

 

前日2月10日

雪が降った

 

積もらなかったけれど

未明の帰宅時

 

街灯の光を受けて

銀色に輝く

ふわふわの雪

 

これが見れただけで

もう

十分だ

 

 

 

今日は

私のことを思い出して

嫌な思いをしているだろう

 

どうか

早く

忘れてくれますように

 

思い出さなくなって

心穏やかな日々を

過ごしていますように

 

 

みゃうまつもは穏やかに暮らしたい 階下の柔軟剤が逆流して気が狂いそうな狭い空間の中で 感情 悲しみ03.png