今では猫だけじゃないことも知られてきた猫バンバンだけど 地域猫や完全室内飼いにも関係するから 1月2日に猫の幸せを祈る自分は一緒に考えたい話題だと思った いきもののはなし
猫の正月とは
1月2日は猫の正月です
猫の正月
Happy Mew Year For Cats Dayを制定した
Felines, ever above mere humans in the great chain of being, have a day unto themselves to celebrate the “mewness” of a new time.
(超意訳)
ただの人なんかよりずっと上位におわすお猫様には
新時代の「ニャーネス(新ニャン)」を祝う日がある(それが1月2日)
みゃうまつもの2023年1月2日の記事
↑この中の
で、どういう日なのかな?にも書いたのですが
猫が自分たちの小さなお正月を祝えるようにと
人間が勝手に指定した日
(猫が1月2日に何かしているのを目撃したのが由来とかそういうのは全くない)
のようです(フフ
猫の正月に人がすること、みゃうまつもがすること
猫が自発的に正月らしい何かをする日ではなくて
(そんな概念を持つ猫居たらちょっとすごい)
人が猫の為にアクションを起こしているので
猫を飼っている人は猫に快適に過ごしてもらう為
より一層心を砕きます
SNSでは
#HappyMewYear #HappyMewYearForCatsDay
のタグと共に
このような一文を添える飼い主さんやシェルタースタッフさんもいます
彼らと一緒に新年を祝い、可能であればホームレスの猫に避難所を与えてください。
あなたの猫を愛し、困っている猫に寄付してください
自宅に猫はおらず
猫関連の団体に所属しないみゃうまつもにとって
1月2日のHappy Mew Year For Cats Dayは
自分が猫に出来ることを再確認する日です
今年
2024年は
猫バンバンについて
・進化する猫バンバン
・習慣としての猫バンバンの方法
・猫バンバン前の対策
・それでも起こってしまった時の対処
軽く調べるつもりが膨大な情報量になってしまったので
記事にしました
猫バンバンとは
「#猫バンバン」とは、自動車の隙間に入ってしまった猫に、こちらの存在を気付かせるために、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすアクションです。毎年冬になると、寒さをしのぐために車のエンジンルームやタイヤの隙間に入った猫に気付かずエンジン始動をしたために、猫が犠牲になってしまうという事故が多発しています。日産では、そのような悲劇を少しでも減らすべく、乗車前には必ず猫がいないかを確認し、気配を感じたらエンジンルームを確認するよう呼びかけています。ちょっとした思いやりで救える命があることをより多くのドライバーに向け発信していきます。
習慣としての猫バンバンの方法~タイミングと季節
バンバンという言葉から
車をバンバンと叩いて猫を追い出す?
と想像したみゃうまつもですが
儂はしたが…???
猫バンバンは
2015年11月の初出以降
大勢の方の実体験情報を取り込んで
バンバン進化しています
進化1 バンバンだけどバンバン叩かない
怖がらせるのが目的ではなく気づいて立ち去ってもらう為なので
やさ~しく起こすようにノックする 位の心持ちで
進化2 バンバンだけどバンバンするだけじゃない
音や振動だけでは怯えてうごけなかったり
出口がわからず抜け出せない猫がいるかもしれないので
進化3 猫バンバンだけど猫だけじゃない
雨風/暑さ寒さをしのげる安全で暗く狭い所が好きなのは猫だけじゃなかった
進化4 猫バンバンは冬だけじゃない
JAFの猫救出要請は冬だけでなく逆に梅雨時が多いというデータもある
真夏の日差し、夏と秋の台風時、さらに6月や11月(多産期(春秋)生まれの子猫が活発になり、成猫が入らない狭い場所に好奇心で潜り込む機会が増える月)
つまり 一年中猫バンバン
なら…
猫バンバンとは
「車の隙間に入り込んだ動物がエンジンやタイヤに巻き込まれる」
という
一年中可能性のある事故を防ぐための
乗車前の確認作業
ということ?
さて
乗車前の確認といえば…
教習所で習った
省略して車に乗り込んでいる人もいるかもしれない(←重要
あの
毎回行う確認作業…
①車の手前側を確認
②車の下を確認
③車の奥側を確認
そこでこう考えました
↑これ本当は毎回する確認なんだから
これにバンバンを加えればいいのか!
叩いた音に驚いた猫が
車の下でうずくまっているかもしれないので
工程としては
猫バンバンの後に教習所流の確認作業
となりそう…
こんな感じでしょうか?↓
①ボンネットを軽く叩く(バンバン強く叩かない)
強すぎると怖くて動けなくなったり更に奥に逃げたり
②動物の気配や音がするか耳を近づけて確認
鳴声や動く気配はあったら開けてみて
③ボンネットを開けて確認
入ってきた穴が解らず奥に入っちゃったり留まっているかも
④車の手前側を確認
⑤車の下を確認
⑥車の奥側を確認
車体とタイヤの間に寝そべっているかも
怖くて車の下やタイヤの裏でうずくまっているかも
猫以外にも野球ボールなどの障害物があるかも
これを
春夏秋冬 季節問わず行います
…確認は毎回って教習所でならったもん
猫バンバン特設サイトのTOPにある動画でも
ちゃんと
強く叩かない
叩いた後は耳を澄ませる
を実践しています(0:33)
気配を感じて開けたら茶トラが2匹いるかも(0;27)
車体とタイヤの間で寝てるかも(0:29)
車の手前を確認したらフロントバンパーの向こうから顔出しているかも(0:30)
バンバンしたら車の下から出てくるかも(0:41)
その他にも
猫バンバンのアクションとして
車体をゆする
クラクションを鳴らす
といった方法を挙げるサイトもありますが
これは人によって、環境によっては難しい場合もあります
無理無茶なことをすると習慣化できませんので
自身の環境に合わせて取り入れるのがよいと
個人的には思いました
住宅街の中になったみゃうまつもの実家は自宅敷地内に車があったので絶対そんなことできない
猫バンバンの前にやっておきたい事~車に近づけない対策
猫バンバンは潜り込んだ動物の事故を防ぐための対処ですが…
日常的に猫をクルマへ近づけない対策も大切
であると
一般社団法人 犬猫生活福祉財団のサイトでは
その具体例を載せていました
参考:猫バンバンとは?やり方や効果、あなたにもできるステッカーやマグネットでの啓発活動のご案内 - 一般財団法人 犬猫生活福祉財団
①車体にカバーをかける~物理的対処
②居心地の悪い場所と認識してもらう~心理的対処
①カバーをかける(物理)
・隙間からもぐり込むのを防ぐ
・タイヤやバンパーでの爪とぎ防止にもなる
②居心地の悪い場所と認識してもらう(心理)
・猫よけ/猫が嫌がる音の出る機器の設置
・自動散水機(接近を感知してスプレーする機械)の設置
・猫用忌避剤の使用
注意
・猫は学習能力が高いです
一度クリアしたり慣れてしまった場合は対策が効かなくなることもあります
・②の場合は過度な対策で動物愛護法違反となることもあります
機器や薬剤を用いる際は取扱説明書を確認し、禁忌や限度を守った設置をしましょう
愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処されます。
愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること(中略)1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処され、遺棄した者も、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。
*愛護動物とは
1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
対処~猫バンバンで猫を見つけたら? もし見つけられず最悪な事態になってしまったら?
日常で対策をしても
乗る前に必ず猫バンバンしても
100%ということはありません
そんな時の為
いざという場合にどう対処すればいいか知っておくと安心です
Q
エンジンルームで動物を見つけたけれど出ていってくれない
それどころかさらに奥に入ってしまった
そんな時はどうすればいい?
A
「基本的には、JAFをはじめとした対応可能なロードサービスにご連絡ください。ご自身で対応された場合、猫にさらにけがを負わせてしまったり、ご自身やクルマが傷ついてしまったりする可能性があります」(JAF広報課)
なぜ? 猫がエンジンルームに入り込む理由。ボンネットを叩く「猫バンバン」の正しいやり方も解説 | クルマ情報サイトーGAZOO.com より
Q
動物がいると気付かずエンジンをかけてしまい
エンジンベルトに巻き込まれてしまった
そんな時は?
A
「エンジンを止め、JAFや対応可能な企業にご連絡ください」(JAF広報課)
なぜ? 猫がエンジンルームに入り込む理由。ボンネットを叩く「猫バンバン」の正しいやり方も解説 | クルマ情報サイトーGAZOO.com より
自身が車整備のプロである場合は別として
こういった特殊な状況は
被害を広げない為にも対応に慣れた方にお任せするのが
人にも、動物にも、車にも安全です
運転は出来ないけど きっと覚えます!
みゃうまつもは自家用車を保有しません
どころかペーパードライバーで運転すらできません(ゴールドw)
でも
原付(ラッタッタ?)の下に猫がいてびっくりした経験があるし
屋外駐輪場で自転車をレールから引き出す際にネズミ?に気づかず轢きかけたこともありました(歌舞伎町のネズミコワイ)
アシナガバチがハンドル付近にとまっていたり(微妙に保護色で気づかなかった恐怖)
車輪下の確認を怠り、落ちていた缶詰の蓋をサンダルで踏んで怪我をしました(独居タイプマンションのごみ捨て場はノンモラル)
幸いすべて
他者を巻き込む事故にはなりませんでしたが
このことは
乗車前の確認は大切だと知る機会となりました
今でもかがんでチェックしたり、軽く車体をゆすってから触るようにしてます…
動物がいなくても
自転車でも
自宅敷地内でも
外に置いてある自分の財産には
不慮の事故やいたずらが起こる可能性があります
外で遊んでいた誰かのボールが車の下にあるかも
強風で飛ばされた障害物が死角にあるかも
タイヤにパンクする仕掛けを施されていたり
既にパンクさせてあったりするかも
【4分解説】タイヤのパンクがイタズラなのか見分け方はありますか? | 車のお手伝い
猫バンバンをすることで
そういった危険も
運転前に発見できるといいなと思います
(流石にエンジンかけたら爆発とかは映画の中だけだと思いたい)
そして
車とは無縁のみゃうまつもが
車内立てこもり猫に遭遇した時
やり方や対処法を知っていれば
誰かのお役に立てるかもしれない
だから
おじさま!
自動車は持っていないけどきっと覚えます!(ミャウリス)
人と共に生きる猫だから
一般財団法人 犬猫生活福祉財団の猫バンバンについての記事にこうあります
猫がエンジンルームに入り込む事故を減らすには、そもそも管理者のいない野良猫を増やさない活動や、「完全室内飼育」「終生飼養」の徹底も重要な要素となってきます。
車に乗る人と自動車の安全を守るための
乗車前の確認行為は
猫や他の動物を守ることにもつながります
猫をエンジンームに入り込ませないという
車側の対策とともに
猫側の対策 つまり
野良猫や外猫を増やさない、完全室内飼の徹底が当たり前になれば
それだけ事故の確率が減ります
猫の正月である1月2日は
猫バンバンと地域猫、完全室内飼いについて
みゃうまつもが考えるにふさわしい日でした
猫バンバンの浸透によって
猫の
動物の
巻き込まれ事故が減っていきますように