みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

虹の橋はひとりでは渡らない~8月28日の虹の橋記念日に地域猫ムギさんを想う

それが比喩でも、作り話でも、願望だとしても、どうせならあのこたちが幸せである方向に考えたい いきもののはなし~届くことはないけれど ムギさん探しのアカウントでの活動を停止してしまったあの方へ

ETM028花言葉~ムギさんに捧ぐ-03

 

 

虹の橋の読書感想文(過去記事)

myaumm.hatenadiary.com

 

 

虹の橋(Rainbow Bridge)は3つ話がある

作者が誰なのか

元になったのはなにか

いつできたのか

いつ広まったのか

 

諸説あるようですが

以前の記事でも書いた通り

みゃうまつもにとってそれは重要ではないので割愛します

虹の橋は

由来よりも

 

別れを経験したことで 出会えたことを後悔しませんように

いずれ永遠の別れが訪れても また会う希望を抱けますように

(だから、出会いを悔やまないでね、別れても前を向いて再会を心待ちにしてね)

 

 

というメッセージが伝わることが大事だと

みゃうまつもは考えているから(全くの私見です)

 

 

 

虹の橋についてのお話(詩)は3つあります

 

虹の橋

主に「ペットとして飼われていた動物と飼い主」についてのお話

虹の橋にて

「愛する家族のいない動物」についてのお話

雨降り地区

「残された者が流す涙の降りそそぐ 虹の橋入口」のお話

 

 

 

虹の橋

主に「ペットとして飼われていた動物と飼い主」についてのお話

 

内容

飼い主と別れを告げた動物は

虹の橋のたもとに集まります

 

そこは

元気だったころの体に戻った彼らが

心地よく手温かい日差しの下で

食べるものに困らず

自由に走ったり遊んだり

安心して眠ることのできる場所です

 

そしていつか

飼い主とここで再会するのです

 

その時には一緒に虹の橋を渡ります

彼らはもう二度と離れ離れになることはありません

 

 

このように

虹の橋は

愛情を受けて生きてきた動物が死んでしまった後のお話です

 

 

では

飼われていないこは?

愛情どころかひどい仕打ちを受けてきたこは?

 

 

 

みゃうまつもはTNR活動をするようになって

 

交通事故死した野良猫

虐待された地域猫

飼育崩壊した家の猫

 

について意識するようになり

この疑問に苦しみました

 

それを知っていたかのようなお話が

虹の橋にて

です

 

 

虹の橋にて

「愛する家族のいない動物」についてのお話

 

内容

叩かれたり、ご飯をもらえなかったり、いじめられて

地上の世界で愛されることがなかった動物も

虹の橋のたもとに集まります

 

飼い主と共に虹の橋を渡る動物たちを切なく見守っていたある日

自分同様

虹の橋を渡る彼らを悲しそうに眺める人を

虹の橋のたもとで見つけます

 

その人もそのこ同様

叩かれたり、ご飯をもらえなかったり、いじめられて

地上の世界で愛されることがなかった人でした

 

この二つの魂は

地上で会うことはなかったが運命の家族同士だったのです

彼らは手を取り合って虹の橋を渡り

もう決してはなればなれになることはないのでした

 

 

英文では

This person wistfully watches the reunions of friends,
for during life, this person had no pet.

その人物は、友人たちの再会を切なげに眺めている、

生前、この人にはペットがいなかったからだ。

 

 

とあります

 

 person

が人物、人 と翻訳され

had no pet.

という記載…

これは一緒に渡るのが人間限定という事なのでしょうか

 

 

でも

別に出会うのは

人でも他の動物でもいいと思うみゃうまつも

 

生まれた後引き離された母猫でもいいし

子猫の頃に育ててくれた親代わりの犬と一緒に渡ってもいいと思うのです

 

 

雨降り地区

「残された者が流す涙の降りそそぐ 虹の橋入口」のお話

 

内容

虹の橋の入口に

雨降り地区と呼ばれる場所があります

そこは

現世に残された者たちの別れた者を思って泣く涙が

冷たい雨となって降る場所

そこに佇む動物たちは別れた者たちを想う寂しさを感じながらも

やがて温かい日差しの中へ飛び出していきます

再会できるまで満ち足りた気持ちで過ごすのです

 

しかし中には

冷たい雨に何年も打たれて凍えているこもいます

ずっと悲しんでいる者と同じ悲しみを

その身に受けているのです

 

虹の橋は

残された者たちの幸せと愛に満ちた思い出で作られています

残された者は別れの悲しみだけにとらわれないでください

旅立った動物が残していったのは

別れの悲しみだけではないのです

 

 

このお話が

みゃうまつもにとっては一番難しい(というかどう脳内処理していいのか悩む)のです

その辺の葛藤については昔の記事にあります

 

 

ただ

愛するこを失って悲しむ人に

一般論を説いても拒絶されるかもしれないけど

このお話なら少し受け入れてくれるかもしれない

…とこのお話にかすかな希望を見出しています

 

「いつまでも泣いていたら●●ちゃん(ペットの名前)が悲しむよ」

なんて言われても飼い主は納得できないし、それを認めたら自分だけ楽になってしまうと苦しむかもしれない、これを動物目線の解説を加えて受け入れやすくしているお話ではないだろうかって考えるの

 

 

3つに共通するのは~ヒト本位なのは当然

この3つは全て

 

旅立った動物が再会したいのは

人間

 

という前提で書かれています

 

 

人間を憎んでいる動物だっている

と考える方は

いかにもヒト本位のお話だ

と拒絶反応を起こすかもしれません

 

 

しかし

これは人間の作ったお話(詩)なのです

動物から聞き取り調査をしたものではありません

なので

 

 

愛する動物を失った人の為に解説された死後のお話

として読むものだと思っています

 

 

 

だから

ヒト本位なのは当然なのです

 

 

 

みゃうまつもは

人のエゴにより苦しむ生き物の存在に心を痛めるし

その行為を肯定しないし

可能なら防ぎたいと考えています

 

動物に憎まれる人の行いと

人の悲しみによりそう虹の橋の話とは

別のベクトルで考えることだと思っています

 

 

みゃうまつもが考える虹の橋のお話の意図

虹の橋

死んだペットはどこにいるのか、苦しんでいないか

…という飼い主の疑問に答えるお話

 

虹の橋にて

ひとから愛情をうけることのなかった動物たちは迎えが来ないからいつまでも虹の橋を渡れないんじゃないのか

と悩む人たちへの回答

 

雨降り地区

別れの悲しみや後悔等で長く悲しむ人に

彼らがくれたものは悲しみだけではないことを思い出してもらう為に作られたお話

心の中にいる愛する動物を悲しませない為にも

悲しいことだけでなく幸せだった時の思い出も沢山思い出してもらうためのお話

 

 

虹の橋はひとりでは渡らない

渡るのは一緒~その時がくる迄 たもとで楽しく過ごす

愛したかわいいこが

この世から旅立って行った

 

そのことを

 

 

虹の橋のたもとに旅立った

虹の橋に向かって旅立った

 

 

と言います

 

 

3つのお話からも解るように

この時は

虹の橋は渡っていないのです

 

 

 

彼らは

 

自分を愛してくれた人や

現世では会えなかった自分を愛してくれる運命の人

(みゃうまつもはここに愛してくれた動物も追加したい)

 

…が天寿を全うしてから再び自分と会うまでの間

 

橋を渡らずそのたもとで

一番元気だった時の姿で

暖かな日差しの下で

思う存分駆け回り

おいしいごはんを沢山食べて

安心してぐっすり眠って過ごすのです

 

 

そして

 

 

愛するものと再び出会えたら

一緒に虹の橋を渡るのです

 

 

虹の橋はひとりでは渡らないのです

 

 

だから、どうか…

2022年12月27日

捜索依頼のツイートが出ていた地域猫の死亡が確認された

と連絡がありました

 

ETM028花言葉~ムギさんに捧ぐ-04

ご協力ありがとうございました。 (@neko_research) / X

 

 

 

その近辺に住まう訳でもなく

ツイートを見ただけのみゃうまつもは

結局 依頼ツイをリツイートする以外に何もできなかったのでした

 

ETM028花言葉~ムギさんに捧ぐ-05



その方はみゃうまつもをフォローしてくださいましたが

知ったばかりの相手の上

DMのやり取りがあった間柄でもありません

 

訃報を知った時も

その方の気持ちになって考えれば考える程どんな言葉もふさわしく思えず

返信できませんでした(返信はせず全員向けのツイだけ)

 

 

あなたの元から旅立ったこは

虹の橋の入口で

あなたが流す涙の雨が降る雨降り地区で

あなたの悲しみの感情に寄りそっています

 

 

やがて

あなたが

 

 

幸せだった思い出

楽しかった思い出

受けた愛情

与えた愛情

それらをふと思い出して

 

一緒にいてくれてありがとう

ああ、あの時は楽しかったね と

悲しみ以外の感情もわくようになった時

 

写真を見て

涙と共に温かい気持ちもちょっと出てくるようになった時

 

 

あなたの愛するあのこは

あたたかい日差しの下に飛び出すのです

 

 

冷たく凍える生活は

あなたと出会うまでの日々を満ち足りた気持ちで過ごす生活へと

変わるのです

 

 

あのこのことで

あなたが泣かなくなったのは

あなたに悲しみ以外の感情が出てきたのは

 

あのこが

凍えなくなったということであり

 

一番元気だった頃の姿にもどって

あなたに再会する日を待ちつつ

快適な場所で過ごし始めたということなのです

 

 

あなたが悲しみや後悔を忘れたということではないのです

 

 

そして

あなたが天寿を全うして

あのこと再会したら

もうずっと一緒です

決して離れ離れになりません

 

 

だから

どうか…

 

 

そんな独りよがり且つみゃうまつもが楽になりたいだけの考え

当時は伝えたくても伝えられませんでした

 

 

2023年8月28日

虹の橋記念日によせて

 

ETM028花言葉~ムギさんに捧ぐ-01-05

ETM028花言葉~ムギさんに捧ぐ-02-05

 

あなたが

世界一愛おしいと

おっしゃった

ムギという地域猫がいたこと

沢山の方がムギさんを見守っていたこと

みゃうまつもはわすれない