みゃうまつもは穏やかに暮らしたい

化学物質過敏症みゃうまつもの雑記帳 言いたいことも言えないこんなおからだじゃ~

階下の柔軟剤が逆流して気が狂いそうな狭い空間の中で

みゃうまつもは穏やかに暮らしたい 階下の柔軟剤が逆流して気が狂いそうな狭い空間の中で 感情 悲しみ01

 

2月11日

今年も、その前も、その前も

なぜか仕事の公休日にぶち当たる

祝日なのに、要請もかからない

 

一日中忙しくして

深く考えるのを止めたいのに

 

 

12月

1月

2月…

冬は記念日が多すぎる

 

 

 

この日を記念日に決めたのは

「この日なら、覚えやすくて、みんなが思い出してくれそうだから」

 

 

盆暮れ正月日祝日には休みが取れない

サービス業に従事していたにも関わらず

祝日を記念日にした みゃうまつもに対して

 

職場の人は嫌な顔せず祝福し

休日申請を受け入れてくれた

 

 

そして今

 

 

休む必要もない

記念日ではなくなった ただの祝日に

仕事が休みなのである

 

 

これは何の因果だろうか

 

 

あの頃のみゃうまつもは

今のようになってしまうなど

微塵も考えていなかった

 

未来が見えるわけがないのだから、

大抵はどの人だってそうだろう

 

一部の事故もそうだが

新しい疾患、未解明の疾患、特発性の疾患…

 

気をつけても起こってしまう

気をつけようがない

何に気をつけたら罹患しないか未だ不明

 

…そんなものが10年後自分に降りかかるなど

想像もしていなかった

 

 

もしも

 

 

もしもこうなると知っていたのなら

皆が覚えやすい日を記念日になんて

しなかった

 

 

それ以前に

記念日になるようなことを

絶対にしなかった

 

 

 

化学物質過敏症になってから

よく考えるようになったことの一つ

 

 

自分の寿命が目に見えたらいいのに

 

 

けている状態で

「自分は後1か月で死ぬ」とわかったなら

駄に化学物質を浴びて仕事なんかしないで

幸せだったあの場所へ行こう

れないようにこっそり会いに行こう

どうせばれてもあと1か月でもう永遠に会えないのだし

中、電磁波で四肢がマヒしても

柔軟剤で意識がなくなって

辿

り着けなかったとしても

どうせ1か月で死ねるのだ

きている間に行動だけはできたんだから

そこで死んだって構わないだろう

体がどうしようもなくなっても

もう職場への気遣いも

明日の健康のことを考える必要もないのだ

して、満期でないから絶対手をつけなかった

死亡保険を解約して

相続では対象にならないから

こっそりおいてこよう 

こまで達成できたら そう

きっと満足だ

 

そんなことを

ぐるぐるとまた考えながら

今年の記念日もまた

一人で過ごすのだ

 

階下の柔軟剤が逆流して気が狂いそうな狭い空間の中で

 

 

どうか

どうか誰も

2月11日に私のことを

 

 

思い出さないでくれ

 

 

そう願いながら

 

 

 

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